THE WIZ公演、いよいよ今度の日曜日です。
12月11日@赤羽会館 13:00 / 17:00
各回とも30分前に開場です。沢山のお客様にご来場頂く予定ですので、当日は受付が混雑するかもしれません。どうぞお時間に余裕を持ってお越し下さい。
当日券もありますので、是非お待ちしております。
さて、実はお話をよくわかっていない、英語の台詞、聞き取れるかな、とご心配な方へ、前もってあらすじをお読み下さい。あらすじは当日のパンフレットにも載っています。
もちろん、お話を知らなくても楽しい音楽とダンスとキャストのパッションで十分楽しんで頂けると思います。
どうぞお楽しみに。
♪Overture
≪Prologue≫ Kansas
孤児のドロシーはエムおばさんとヘンリーおじさんに育てられています。エムおばさんは家の手伝いをしないでトトと遊んでばかりいるドロシーをしかりますが、昔と変わらずドロシーを愛していると言います。
♪The Feeling We Once Had
♪Tornado
The Land of Oz
Act 1
≪Scene1≫ The Land of the Munchkins
竜巻がおこり逃げ遅れたドロシーは家と一緒に飛ばされてしまいます。着いたところは、オズの国の北の良い魔女アダパールとマンチキン達が住むマンチキンランド。ドロシーの家に潰されて悪い東の魔女エヴァミーンは死んでしまいました。アダパールとマンチキン達はドロシーに感謝します。カンザスに帰りたいドロシーにアダパールはエメラルドシティに住むオズの魔法使い(Wiz)に会うように言います。
♪He’s the Wiz
アダパールは「決して脱がないように。」とエヴァミーンが履いていた銀の靴をくれます。その靴には秘密の力があると言います。そして北の魔女はドロシーの額にお守りのキスをします。マンチキン達はエメラルドシティには黄色いレンガの道(yellow brick road)を通っていくように、そして恐ろしいカリダー(Kalidah people)やケシの花(poppies)、飛び猿(flying monkeys)、西の悪い魔女イヴリーンに気をつけるように言います。
ドロシーは不安に思いながら黄色いレンガの道を通ってウィズのいるエメラルドシティへと向かいます。
♪Soon As I Get Home
≪Scene2≫ Dorothy Meets the Scarecrow
ドロシーはとうもろこし畑で知恵(brains)の欲しいカカシ(Scarecrow)に会います。
♪I Was Born on the Day Before Yesterday
ドロシーはカカシを誘って一緒にウィズに会いに行くことにします。
♪Ease On Down the Road
≪Scene3≫ Meet the Tinman
ドロシーとカカシは錆びついて動けなくなったブリキの木こり(Tinman)に会います。2人は油をさして助けてあげます。
♪Slide Some Oil to Me
ブリキ男は、昔は人間だったが悪い魔女のせいで全身ブリキになりブリキ職人が心(heart)を入れ忘れてしまったと言います。ドロシー達は一緒にウィズに会いに行こうと誘います。
♪Ease On Down the Road (Reprise)
≪Scene4≫ Meet the Lion
♪Mean Ole Lion
ドロシー達3人はライオンに襲われますが、仲間を守ろうと必死なドロシーに反撃されて実は臆病者だということがばれてしまいます。ライオンは小さい時から母親が厳し過ぎて精神科医のお世話になる事になったと言います。勇気(courage)が欲しいと言うライオンを誘って4人で一緒にウィズに会いに行くことにします。
♪Ease On Down the Road (Reprise)
≪Scene5≫ A Funky Part of the Forest
一行はいつの間にか黄色いレンガの道から外れてしまったことに気づきます。そしてカリダーに襲われます。
♪Kalidah Battle
カカシとブリキ男は懸命に戦ってドロシーを救います。
≪Scene6≫ A Poppy Field
弱腰ですっかり落ち込んでしまったライオンをドロシーは励まします。
♪Be a Lion
遠くに光るエメラルドシティを見つけて意気揚々と旅を再開しますが、ケシ(poppy)の花畑に迷い込んでしまいます。
♪Lion’s Dream
ドロシーとカカシ、ブリキ男は逃げ出しますが、ライオンはケシの花の麻薬にやられ意識朦朧としてしまいます。そこにこの一帯を警備するMouse Squadが現れライオンは逮捕されてしまいます。
≪Scene7≫ Outside the Gate of Emerald City
エメラルドシティの門の前でドロシー達はネズミ警備隊から厳重注意を受けたライオンと再会します。一行は渋る門番を脅してやっとエメラルドシティの中に入ります。
♪Emerald City Ballet
緑の衣装を身につけたエメラルドシティの住民達(citizens)は皆高慢ちきで、ウィズに会いに来たというドロシー達をバカにしますが、ドロシーが東の魔女の銀の靴を履いているのに気づき一行をウィズの部屋へと招き入れます。
≪Scene8≫ The Wiz’s Throne Room
いよいよウィズの登場です。
♪So You Wanted to Meet the Wizard
一行はそれぞれの願いを訴えます。ブリキ男は「もし僕に感じる心があったら」と切々と歌います。
♪What Would I Do If I Could Feel
ところがウィズは「願いをかなえて欲しければ、西の魔女イヴリーンを殺せ。」と言います。
♪Entr’acte
ACT 2
≪Scene1≫ The Sweat Factory of the Wicked Witch of the West (Evillene)
イヴリーンは西の国の住民ウィンキー達を奴隷のようにこき使っています。
♪No Bad News
イヴリーンが「悪い知らせはいらない!」と言っている矢先、使いの兵士(soldier messenger)が、ドロシー一行がイヴリーンを退治しに来ていると告げます。
イヴリーンはウィングドモンキーを呼び出し、ドロシー達を倒し銀の靴を奪い取ってくるよう命じます。
≪Scene2≫ ♪Funky Monkeys
カカシとブリキ男はバラバラにされ、ライオンとドロシーは捕まってしまいますが、北の魔女の魔法で守られているドロシーだけはウイングドモンキーもイヴリーンも手を出す事ができません。
≪Scene3≫ Evillene’s Sweat Factory
捕われの身となったドロシーとライオンですが、イヴリーンの弱点(水)を知って退治することができました。自由の身となったウィンキー達はドロシー達に感謝し、カカシとブリキ男を元の姿に戻します。
♪Brand New Day (Everybody Rejoice)
ドロシー一行は再びウィズのもとへ。
≪Scene4≫ In front of the Gate to Emerald City
門番は相変わらず中に入れる事を渋りますが、一行に巧みに騙され中に入れてしまいます。
≪Scene5≫ The Throne Room of the Wiz
ところがウィズは約束を守ろうとせず帰れと言います。ライオンが仕掛けを見破り、偉大な大魔王だと思っていたウィズはペテン師だということがわかりました。
♪Who Do You Think You Are?
彼は実はネブラスカ州オマハ(カンザスの隣の州)の市民で、力と名声と金をもとめて生きてきて、ある日神の啓示を受け気球に乗り予期せずオズの国にたどり着きいくつかの奇跡を起こし偉大な魔法使を演じるようになったという経緯を説明します。
ウィズは、奇跡とは自分自身の目を通して見るものだ、信じているなら誰も進むべき道を変える事はできないのだ、正しいと感じる事を信じなさい、と言います。
♪Believe in Yourself
そしてウィズはカカシには知恵、ブリキ男には心、ライオンには勇気をくれました。ドロシーはカカシのアイディアでウィズがネブラスカから乗ってきた気球に乗ってウィズと一緒に帰る事になりました。
≪Scene6≫ The Balloon Site in Emerald City
ウィズがエメラルドシティを去る日、お得意の話術で住民たちを納得させます。
♪Y’all Got It
見送る住民たちの混乱の中、ウィズだけを乗せた気球はドロシーを残して飛んで行ってしまいます。
≪Scene7≫ Somewhere Else in Oz.
途方に暮れているドロシーのもとへ、北の魔女アダパールが現れ、魔法で南の魔女グリンダを連れてきます。
グリンダは優しくドロシーに今までの旅をずっと見守ってきたことを告げます。
♪A Rested Body
そして家に帰るには「かかとを3回ならしてごらん。あなたの心の中にあるマジックを信じてごらん。あなた自身を信じてごらん。」と言います。
♪Believe in Yourself
ドロシーはカカシとブリキ男とライオンに別れを告げ、銀の靴のかかとを3回ならします。
♪Home