5月14日、一足早い初夏の陽気のなか、
BigProduction2016が、とうとうスタートいたしました!
今回はオープニングリハーサルの様子をお伝えしていきます。
スタートは15:30、MLS代々木スタジオにて。
Hello!あれあれ、声が小さいですよ。皆さん、まだ緊張気味でしょうか。
制作からBigProのお約束や公演日についてお話をしたあと、
続いて1人ずつSelf Introduction(自己紹介)をしていきます。
I’m sorry for my poor English…なんて言いながら、
皆ちゃんと英語で挨拶しているし、できています。
文法ももちろん大切ですが、一番は伝えたいという情熱。
昨年参加できなかった悔しさと、一年分溜まった熱いエネルギーを存分に発揮します!なんて素敵なコメントもありました。
そしてなんと、今年は社会人のキャストが何人も!
下は12歳から、上は30,40代まで。
年齢・職業をこえて、同じ情熱でひとつの舞台をつくっていけるのがMLS BigProの醍醐味です。日常ではなかなかできない経験ですね。
キャスト・保護者からのコメントが終わると、
スタッフからも一言ずつ挨拶をしていきます。
制作、衣裳、何十年もBigProを支えてくださっている舞台監督、
元BigProキャストで、現在はアメリカで
女優として活躍しているChoreographer(振付師)
小道具制作にも定評のあるAssistant Director(演出補佐),
そしてDirector(演出).
MLSのDirecting adviserとProducerからも激励の言葉がありました。
キャストに負けない意気込みと、BigProへの愛が伝わります。
静かながらも、舞台への熱が滾るオープニングセレモニーとなりました。
さて、ここからは First rehersal!
オーディションの記事を読んでくださった方にはお馴染みの“Name Game”.
自分の名前にアクションをつけて、みんなでそれを真似っこ。
全員のアクションが決まったあとは、年齢ごと、好きな食べものごと、
好きな俳優ごと…と次々にグループをつくり、
雑談を交えながらお互いの名前や特徴を知っていきます。
演劇には欠かせない“チームワーク”を育むための第一歩です。
なんとなくお互いのことがわかってきたかな?というところで、
Name Gameは終了。
続いてThe Wizに出てくるキャラクターを確認します。
ドロシー、スケアクロウ(案山子)、ティンマン(ブリキ人形)、ライオン…
さて皆さま、どのくらいご存じでしょうか?
主人公たちに負けず劣らず、個性あふれるキャラクターが沢山出てくるThe Wiz.
一通り出揃ったところで、数グループに分かれてStatue(像)をつくっていきます。
これは一体なんの像…?
最後に「very very short “THE WIZ”」。
2時間くらいの内容をぎゅぎゅーっと濃縮して、10分ほどの寸劇に仕立てます。
前編グループ・後編グループに分かれ、まずは台本読み。
演出までちゃんとつけます。
そんな無茶なーっといいながらも、
なんとか発表できるところまで持っていきました。
やればなんとかなるものですね!
思ってもみない演出に大ウケするディレクター。
NewComer(初めてBigProに参加するキャスト)の意外な一面も垣間見え、
だんだんおもしろくなってきました…が、
ここで今日のリハーサル時間はおしまい。
BigPro恒例の“HA!!!”(…と喝を入れます)で締め。
充実した二時間半を終えました。
今日からいよいよ始まったBig Production 2016“THE WIZ”。
これからも随時リハーサル風景をお伝えしていきますので、
12月までどうぞよろしくお付き合いください!
それでは、See you soon!
(制作A)